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■ オービス通過後“ねずみ捕り”2段構えで速度違反摘発 |
速度違反自動取締装置(オービス)を通過した途端に加速するドライバーを、その先にこっそり設けた移動式オービスで捕捉する新しい摘発作戦に大阪府警が今月から本格的に乗り出した。
オービスの設置地点はインターネット上で情報が出回り、ドライバーの多くはその地点だけ減速して取り締まりを逃れているのが実情。
府警は、こうしたドライバーの〈油断〉に着目。3月末現在、全国ワースト1の交通事故死者数(80人)抑制につなげたい考えだが、ドライバーからは「そんな世知辛いことまでするか」とのぼやきも聞こえてくる。
府警によると、一般的にオービスと呼ばれるのは、道路上の橋梁(きょうりょう)などに固定された「レーダー式オービス」。通過車両に投射し、跳ね返ってきたレーダーの周波数などから速度を計算、併設のカメラで速度超過の車両の写真も撮影する。 |
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■ 次郎長「清水一家」山口組系が継承か… |
静岡市清水区の指定暴力団山口組2代目美尾組が、清水次郎長の系譜を継ぐとされる6代目「清水一家」を継承する襲名披露を行ったとみられることが28日、静岡県警の調べで分かった。
県警によると、襲名披露は同日未明、同区庵原町の美尾組事務所で行われ、山口組関東・北海道ブロックの幹部や先代清水一家関係者らが出席したとみられる。清水署員ら約150人が付近で警戒に当たったが、目立ったトラブルはなかった。
清水一家は5代目の昭和41年に解散した。県警は「ネームバリューのある次郎長の清水一家を名乗ることで、地位を高めようとしているのではないか」とみている。
同市清水区では、晩年の次郎長の社会貢献をたたえ、次郎長にちなんだ祭りやイベントを開催し、観光資源として活用している。同市暴力追放推進協議会は今月22日、「市のイメージや観光行政などに対する悪影響が懸念される」として、県警に継承阻止を求める要望書を提出していた。 |
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